根管治療

根管治療

Precision Root Canal Treatment精密根管治療
(マイクロエンド治療)とは

精密根管治療(マイクロエンド治療)とは
「マイクロエンド」とはマイクロスコープ(高精度歯科顕微鏡)を用いて肉眼では見えない小さな患部を拡大して行う、精密な歯の根の治療のことです。マイクロスコープにより歯の内部の状態を確認し、最適な薬剤を用いることにより、治療の効果を最大限にすることが可能です。
JR岸辺駅から徒歩約20分の歯医者「喜田歯科医院」では根管治療の前にCT撮影し、診断と治療内容を患者様に説明し、定期的に、CT撮影により経過観察して予後を確認しております。
保険治療であっても、最低限、根管充填時マイクロスコープを使用していますが、治療を効果的にするには、使用器具器材に制限があります。

Treatment flow治療の流れ

当院で行う精密根管治療(マイクロエンド治療)の流れを説明します。
1.むし歯の除去
10倍ルーペや、マイクロスコープを用いて、むし歯や被せ物の除去などを行います。
2.隔壁の作成
10倍ルーペを用いて、歯のなくなった部分に人工的な壁を作り、根管内に清潔に保ち、細菌感染を防ぎます。
3.仮歯の作成
10倍ルーペを用いて、治療中の歯の移動を防ぎ、歯の機能の維持をできるだけ保ちます。
4.根管拡大・形成
マイクロスコープを用いて、歯の根管の中の感染した部分を取り除きやすくするために根管を拡大・形成して根管の形態を整えます。
5.根菅の殺菌・洗浄
マイクロスコープを用いて、根管の中の感染した部分を除去して殺菌し、洗浄します。
6.根菅充填
マイクロスコープを用いて、きれいにした根管の中に薬剤を詰めて細菌が入り込むのを予防します。
7.土台作製
10倍ルーペを用いて、歯の土台となるコアを立てます。
8.被せ物を装着
10倍ルーペを用いて、コアの上に被せ物を装着します。

Q&Aよくある質問

根管治療に関するよくある質問にお答えします。
長期間の治療になる歯はどんな歯ですか?
痛みの取れない歯や膿が止まらない歯は複雑な解剖学的な形態の歯であり、原因が不明だとされたり、再治療を繰り返すことにより、個人差はあるが、長期間の治療になることがあります。
デンタルX線撮影とパノラマX線撮影の影響
口の中にフィルムを入れて撮影するデンタル撮影の被ばく量は1枚約0.01mSv、全体を撮影するパノラマ撮影の被ばく量は約0.01~0.1mSvとされていますので、私たちが宇宙や大地から受ける自然被ばく量(年間)の約200分の1、東京~ニューヨーク間を飛行機で往復する際の被ばく量、約0.2mSvの20分の1程度、と考えるとわかりやすいかもしれません。
自費診療とは何ですか?
保険が適用されない保険外治療全般を自費診療と呼びます。
保険を使用せず患者様が治療費を全額負担することになるため、費用が高くなりますが、メリットとして、自費診療は保険診療のような治療法や素材の制限がなく、保険診療では使用できない素材を使うことで質の高い治療が可能になります。
根管治療の保険治療と自費治療との違いは何ですか
自費治療の根管治療は、マイクロスコープを使用してその歯の形態や状態に応じた精密な治療ができ、器具器材や薬剤もより良いものが使えます。時間を確保して、予後の経過観察を考えた治療が行えます。
保険診療では、使用できる器具器材や薬剤が限られています。
根管治療は痛いですか?
治療の1回目で痛みがあるときには、基本的に麻酔をして治療します。2回目以後は治療のための器具が根尖(根の先端)達した時にのみ、少しだけ痛みを感じます。通常、ほとんど痛みを感じることはありません。ただし、患者様の体調や体質によって歯に触るだけで痛みを感じる場合は、麻酔をさせていただいています。痛みを感じられましたら、対応いたしますので感じたら手を挙げてお知らせ下さい。

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